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ナオミ・ノアのルノルマン占い講座【太陽】カード解説

象徴(シンボル)

山の上から昇る、夜明けの太陽が描かれます。
輝く光と熱、すなわち、栄光とまっすぐな情熱を象徴しています。
唯一にして最高の力を持つ天体として崇められてきた影響も、もちろん引き継がれています。

よく用いられる意味合い

大いなるエネルギーがそこにある、注がれることは期待できます。
ただ、ルノルマンカードの中では、太陽のカード1枚だけで何もかも成功を約束されるような、強大な万能なパワーを期待すべきではありません。それより、太陽の光が地上の隅々まで降り注ぎ、多くの動植物に活力を与える様子をそのまま占いに生かすのが良いでしょう。
視点を変えると、努力の成果として良いパフォーマンスの再現、試練を乗り越えての復活などを約束してくれる意味合いがあります。

占いのゆくえ、方向性

もっともよく現れるのは、これから始まる、上昇するという意味合いです。
また、太陽のカードの周囲では、何かが明らかであること、明確な理論通りに事が運びそうだということに、安心すべきでしょう。
おそらく男性的な価値観が優勢である状況なので、「月」のカードがより重要な位置にないなら、霊的な感性や感情に頼るより、理論や計算の裏付けをあてにするほうが良いかもしれません。
そうした太陽らしい姿勢を維持する限り、仕事や金銭面にはだいたい良い意味と運があると見て良いです。

ネガティブな意味の場合・注意すべきコンビネーション

たいていの問題が正当な方法で解決しますが、隠れた問題、特に心理面の根深い混乱は守備範囲外です。場合によっては、正論が余計に溝を深めることもあります。
強すぎる力、プライド、エゴが禍根を残すこともあり、強引すぎる手法が他者に犠牲を強いるかもしれません。「山」「塔」「熊」など頑強さを助長するカードとのコンビには、占い師・アドバイザーとして配慮が大切です。太陽の本来の良さである、公正さ、心の広さ、弱き者を助ける人徳を呼び起こしましょう。

人物や時期

自分らしさ、目標がはっきりしている人物であることが多いです。単に明るい人、ポジティブな人というだけかもしれません。でもとにかく前向きです。
誰か力のある存在からの保護や援助が得られる暗示もあります。
活力が満ちるカードですから、時期についても、力や効果が最大に発揮されるタイミングを示すことがあります。ビジネスなどでは利益の最大値に賭けるのではなく、正当で確実であることを重視して。
時期を見る際の数字では、ナンバーの「31」がズバリの場合もありますが、例えば「1から10までのうちでいえば1から3くらい」の初期・序盤を指す傾向があります。

デイリーリーディングで出たら

とにかくくよくよ悩むより、前向きに行動するのが良さそうです。
答えの見えない難しい問題よりも、やるべきだとわかっていることを着実にクリアするとか。
社交的に動くのにも良い時です。

ナオミ・ノアのルノルマン占い講座【木ときつね】隠れた真実

「ただの目的」と、「源泉にもなる目的」

例えば、

  1. 自然が豊かだから森がある
  2. 森があるから自然が豊か
    どちらだと思いますか?

両方ですよね、本当は。

「木」の生命力は自然の法則にそって循環するから尽きることがなく、むしろ増幅されていきます。

  1. 健康だから元気に行動でき、
  2. 活動的だから健康になる。
  3. 愛する人がいるから力が湧いてくる、
  4. そして愛する人のためを思って何かができる。

恋人や家族との関係は、やりがいを感じて活動するための目的である(守るもののために生きる、活動する)と同時に、充実感や癒しを与えてくれて原動力にもなる。
そして家族も元気になり関係も深まる。

「木」と「きつね」は循環しあう。

「木」とともに良い循環を生むのは「きつね」だけに限らないのですが、現代社会で生きる多くの人に一番わかりやすいのが「仕事」「家族のための日々の活動」である「きつね」だと思います。

そして問題の起きやすい箇所、問題解決のツボが交差しているところも、たいてい「身近な人間関係と自己実現の狭間」にあったりします。

木と一緒に出ているきつねは、ただお金のためとか世間体のために働くのではありません。

  1. 自身の健全な身体と心、そして愛する存在、大事な家族から力をもらい
  2. 正しく成長すべき自分の人生と、守るべき存在のために行動する

良い循環は成長します。

循環の停止や逆の依存や搾取は衰退します。

何かがうまくいかない時、循環のどこかが傷ついているかもしれません。

眼(まなこ)が曇っている時は、基本に返る

問題を考えれば考えるほど悪循環におちいる時、考える順序がもしかしたら逆方向になっていたり、間違った目標の上に立ち尽くしてしまっているのかもしれません。

愛すべき存在なのに、その存在がストレスにしか感じられない時、「余計なしがらみ」に「木」が傷ついているのかもしれません。

人間も自然の一部であるなら、本来、どうあるべきか。

「人間は動物と違うのだから、そう簡単にはいかないのよ」というセリフが浮かぶ時ほど、問題の優先順位が混乱してしまっていることがあります。

動物や自然の仕組みに戻って考えることで、「枝葉」から「幹」に戻り、悪循環から解放されることもあります。

「きつね」は人里に現れて「(人間から見た場合の)悪さ」をすることもあります。でも、豊かな自然の恵みで十分に暮らしていけるなら、わざわざ(盗みを見つかって捕まるような)危険を冒さないで生きることもできます。

鶏小屋に忍び込むことが「手っ取り早い」と感じる狐もいるかもしれません。そのせいでどれだけのリスクを負っているか、気づいていないこともあるかも。

そんな時、何百年も生きた大木は、狐に語りかけるかもしれません。
「あなたはどこから生じたの?」
「正しい栄養をくれる大地に、あなたは繋がっている?」

Top image by Jeroným Pelikovský from Pixabay


ナオミ・ノアのルノルマン占い【鎌とユリ】コンビネーション

ルノルマンカード10番「鎌」→30番「ユリ」

さて、経験的にしっくりきた実占例では、
あるものを切り捨てた結果(鎌の意味)
心に平穏が訪れる(ユリの意味)
という解釈。
この事例では、鎌で切り捨てられた「あるもの」は、負担が膨れ上がった厄介な問題で、一日中そのことを気にして他の一切のことに頭も気持ちも向けられなくなるほどになっていました。

その問題を自分だけで片付けられるなら、集中して「一気に」片付けてしまっても「鎌」の範囲内に収まっていたでしょう。あとで振り返ると、イレギュラーな方法の奇策を使えばなんとかごまかして解決を先延ばしにすることもできたようです。でも現実は、自分ひとりでどうにかなる範囲を超えてしまっていた上に、その時点では「奇策」も思いつかず、他に頼れる人もいなかったため、問題そのものを放棄してリセットする結果となりました。

「鎌」には「瞬時」という意味がある

その時もし、解決を先延ばしにしていたら、時が解決していた可能性も実際にありました。でも、先延ばしは「鎌」ではないのです。時が解決するのを待っていたら、別の何かを失っていたのかもしれません。

その人は結果的に、費用的な損害も含めてスッパリその問題から手を引いたことで、日常の過ごし方がリセットされ、大切な人間関係や自分の仕事に早く向き合うことができました。瞬時にバッサリ切り捨てる「鎌」のおかげで、大切な日常の平和=「ユリ」を失わずに(手遅れにならずに)済んだと考えることができます。

「鎌」→「ユリ」なら、伐られる対象はユリではない

時系列的な流れの中でユリが後に出た場合はもちろんですが、「鎌」のカードの意味の中にすでに「今ある何かを切る」というニュアンスが含まれているので、「ユリ」は「鎌で何かを切ったこと」についての結果や影響や人生における意味などを説明していると考えるのが自然です。

「鎌」の直前や、時間的過去や、原因などの位置に出たカードがむしろ、刈り取られる対象の有力候補です。枚数の少ない展開などで「鎌」の対象がはっきりしない場合などに、改めて「何を切り捨てればいいのですか」と占うこともできますが、そうやって「ユリ」が出たのでない限り、「平穏が切り裂かれる」とか「青天の霹靂」と読んでしまうのは危険です。

「ユリ」→「鎌」だと

反対に、「ユリ」→「鎌」という展開であれば、そのような出来事を暗示する場合もあります。「鎌」が「早い展開」「一瞬で一変する出来事」を示すこともあるからです。それでも、前にこのブログでも書いたように、本来は「鎌」を振るうのは本人(自分自身)ですから、仮に青天の霹靂のような事態があったとしてもそれはやはり、当人がそれまでの平穏に甘んじていないで(「ユリ」の静寂や停滞をいったん切り裂いて)何かを決断する・ケリをつけるといった解釈を中心に考えるべきでしょう。

また、「ユリ」を人物と見なす解釈も選択肢としてはありますが、その辺の系統立った説明は上級講座の内容になってしまうので今日はこの辺で(^^)

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