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ルノルマン占い[木と手紙]byナオミ・ノア

ルノルマンカードの5番「木」と27番「手紙」

「虫の知らせ」って言葉、あるでしょ?
あれ、ルノルマンカードで表したらまさにこの2枚です。

まずそれぞれの意味を組み合わせるだけでも、言葉的にそうなります。でも、それだけじゃないのです。実はこの2枚のカードの組み合わせにはもともと、プチ・ミラクルな意味合いがあるのです。

人智を超えた天の声、自然界からの恵みあるいは警告
警告も早くに従えば好転や危機回避可能
物事の裏と表をどちらも見ること。

なぜそういう意味になるかは今ここで書けないですけど(書き出すとたぶん、熱が出て夫に怒られる)、

「人智を超えた」メッセージを謙虚に受け取る用意が絶対必要、

というメッセージなのです。

「虫の知らせ」のバリエーションとしては、そうですね、天気とか事故とかで予定が狂う時。理屈では関係ないはずなのに、同じキーワードが繰り返し目の前に現れる時。とか?

経験を超えた直感

例えばギャンブラーでも理屈抜きに感じたことで勝ち逃げや損失回避ができることがあります。常にはたらく長年のカンとはまた別に、今は意味のあるイレギュラーな勘がはたらいている可能性があります。冷静に謙虚に、そしてすばやく、なぜ、何が引っかかるのかを考えて。

プラスマイナスでいえばもろもろ差し引きプラスです。でも重要なのは良し悪しの先入観を捨てて、新たなニュートラルな視点に立つこと。

今まで通りの考え方を覆す必要さえあるかもしれません。事実やメッセージの現在と未来への影響を客観的に見直すこと。その結果、きっと良いひらめきや新しい情報が道を教えてくれるでしょう。

ナオミ・ノアのルノルマン占い【トランプ図柄は必要?】

ルノルマンカードの占いにトランプの図柄は必要?

タイトルに単刀直入にお答えしますと、はい、必要です。
ただ、トランプの図柄がカードに印刷されていないといけない、という意味ではありません。

わたしも、過去記事で書いたように、普段の占いには、デザイン重視でお気に入りのカードデッキを複数使い分けています。

起源はトランプなので。

ルノルマンカードの占いの起源を考えれば、もともとのトランプ図柄が無関係なはずはありません。

ルノルマン婦人が占いに用いた本当のトランプカードと、現代のルノルマンカードに描かれているトランプ図柄との対応が違っている可能性ももちろんあります。でも、現代のプチ・ルノルマンカードによる占いの様式にもすでに伝統があり、多くの優れた占い師が現在の絵柄・図柄の対応で意味の体系を充実させてきています。

もし、原初の真の対応に完成された世界観などがあるとしたら、自由すぎる解釈がそこをねじ曲げてしまって、問題や歪みが生じてしまうことはあり得るでしょう。例えば、タロット占いなどでは、カードの図柄の象徴と数字との対応に厳格な主張をする人々もいます。

ではルノルマン占いは?

というと、おそらく、厳格な世界観よりも、実践的な経験から真理が見出されてきたのではないかな、とわたしは思うのです。哲学よりも匠の技、みたいな。だから「タロットより簡単!」なのだと。このブログのサブタイトルはダテじゃなくて、みなさんを甘い言葉で誘ってるわけでもなくて。

実占でのトランプ図柄の影響

わたしの場合は、トランプ図柄が全部頭に入ってるからカードに描かれてなくても描かれててもあまり違いがない、ともいえてしまうのですが。占いの時に必要があれば、ああ、これはハートのキングだから、とか思い浮かべることができます、けど、それ、正直いつもやってるわけではないです。

なぜかというと。

正しいカードの意味の理解の中にはトランプの図柄も織り込まれている、ともいえるからです(表面的な想像で書かれたような適当な解説を読んだだけだとダメですが)。カードの意味がちゃんと理解できてさえいれば、解釈の時に改めてトランプを思い浮かべる必要はあまりないということです。これが理由のひとつ。

でも、トランプの図柄が直観的なリーディングにも必要になってくることがあります。わたしの講座でも紹介している人物像のリーディングにも、直接にトランプ図柄が関わっています。また、例えばフランス式のとある占法では、カード展開時にトランプのスートや数をチェックすることがあります。

また、トランプの図柄が特に解釈に関係してくる占い方の時など、そういう時だけ、オーソドックスなブルーオウルやクラシックなデザインのカードを使えばいい、というのが理由のもうひとつです。

トランプの対応を全部覚えていたとしても、描かれていないカードを使いながら記憶を頼りに思い浮かべるのは、初心者はもちろんのこと、熟練しないうちは手間といえば手間です。

だから、例えばグラン・タブローで深く多角的に掘り下げたい占いの時などは、わたしは迷わず、使い慣れているブルーオウルを使います。頭の中で変換する作業を省き、直観的なリーディングの段階を邪魔しないことで、よりスピーディに深い解釈を進めることができるからです。

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【ルノルマンカード占いの起源は?】byナオミ・ノア

皆さまこんにちは^^

いろいろと忙しくしていてすっかりご無沙汰してしまいました;;

フェイスブックページとツイッターでもお知らせしたのですが、「ルノルマン占いコミュニティ」が今月初めに新しいSNSにお引越しをしたのですが、

先日、そちらで、こんな興味深いご質問をいただきました^^

解説書によってかなり違う意味の書かれたカードがあって……

「購入したカードに添えられていた説明とナオミ・ノア先生が一覧にしてくださった意味で、かなり違うカードがあったりして首をひねっています。カードによって複数の意味があったりするのでしょうか? 」

きっと、同じように疑問に思っていらっしゃる方も多いのでは?と思います。

複数デッキを買ったら、それぞれについている解説書の説明が違ったり、、、ということもありますよね。

カードデッキについてくる解説ですが、カード会社が出しているもの(赤箱含む)は、出所が不明なものも多く、レッド・オウルや赤箱の各カードに書かれている詩をもとに意味を「捻出」したらしきものもあれば、そうでないものもありますが、そもそもあの“詩”の成り立ちにはいろいろ説があります。

現代のルノルマンカード「プチ・ルノルマン」の原型

現代の「プチ・ルノルマン」の原型は、1800年代にドイツで出版された「ゲーム・オブ・ホープ(希望ゲーム)」という、すごろく(!)遊び用のカードで、元は、兵隊さんたちが戦場で「無事に家に帰れるかどうか」をテーマに編み出した遊びだと言われています。

6×6のマスにカードを並べ、サイコロを振って出た目の数だけ進み、たとえば4の「家」のカードに来たら家主に2ポイント支払うとか、11の「鞭」のカードに来たら、お仕置きを逃れるために3ポイント支払って「子供」のカードに進む(中世で子供のお仕置きに鞭が使われたことから)、とか、そういう遊戯カードだったのですね。

で、カード上に書かれている詩は、そういうルールを記したものではないかとか、あとは、古いコーヒー占いの解説書と酷似しているというような意見もあります。

ルノルマン婦人と占い上の意味

実際のルノルマン婦人はトランプ占いをしていた人で、直接的に現代の「ルノルマンカード」を作ったわけではなく、カードの意味や占い方もすべて口頭で教えていたため、「何が本当のルノルマンの意味なのか」は、実のところまったく不明なのです。

ただ、ルノルマンカードがヨーロッパ(主にドイツ、ベルギー)で占いとして受け入れられ、発展していく中で、いわゆる「伝統的な」意味解釈が確立されたのは確かで、ドイツ、ベルギーの占い師やスクールは、こうした伝統的な意味解釈を踏襲しています。

とはいえ、伝統的とされる意味も、先生によっていくつか流派がありますし、ドイツとベルギーで違う解釈もあるとのこと。ルノルマンが密かに発展したロシアにいたっては、まったく独自の「伝統」が築かれています。

なので、タロット同様ルノルマンも、いくつもの流派があり、また、カード会社の場合は、買った人の便宜を図っているに過ぎないので、出所不明であったり、カードによってまちまちといったことが生じてしまうわけですね。

昨今のカードブームと、付属する解説書

個人が出しているデッキに付属している解説書の場合は、その個人独自の解釈が盛り込まれていることが大半です。

最近は、アメリカを中心に英語圏でルノルマンがブームで、いろんなアーチストが自由にルノルマンカードを作り、そこに自分なりの解釈(ルノルマンのプロではないのに)を盛り込んで出版したりしているので、タロット界で起きたような混乱が、すでにルノルマン界でも起きつつあります。

どれが正しい意味?

わたしの場合は、結論から言えば、「一番当たる意味が正しい意味」と思っていて、基本的なシンボリズムに忠実でかつ実践に裏打ちされた意味解釈を採用しています。そういう点ではスタインバック女史の編纂したスタインバック女史を通じて学んだフランス伝統式の(2014年4月27日修正)意味体系は大変的中率が高く、わたしの解釈も概ね女史の意味がベースになっています。

正直、ルノルマンカードを初めて手にした頃、カードに付属していたブックレットのとおりに読んでも当たりませんでした^^;

いくつもある流派の中で、「どれが本物か」とか「どれが正しいか」を議論しても、これはエンドレスですし、リーダーの価値観や求めるものによって、最も当たる(合っている)と思うものを選ぶのが良いでしょう。

正しそうな意味や流派を選択する際の注意

ただし、ルノルマンカードを学ぶ上で大事なことは、最初からいろんな流派の意味をいっぺんに学んで、あれもこれもごちゃ混ぜにしないことです。

占いの意味解釈は、潜在意識にとっての文法のようなものなので、英語とスペイン語とフランス語をいっぺんに勉強しても混乱するだけなのと同じです^^

まずは一つの「流派もしくは流儀=システム」をしっかりと学んで、実践で検証し(理論だけでは不可能です)、自分に合っている、納得がいく、と思えなければ、また別のシステムを学んでみるのが、最も効率的かつ混乱の少ない方法だと思います。

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