独習の手引きと質問オプション

当通信講座は完全独習型で6年あまり実施してきました。
閲覧等のサポートを除き、講座内容の質疑応答や占いの添削などは行わない代わりに、独習向けの教材を無期限で全過程を閲覧できるようになっています。

自習式にしたのは、わたしの身体の疾病に伴い体調が現在も不安定ということがきっかけでした。
わたし自身、占いを学びたての頃の、自分がどこまで会得できるのか不安でいっぱいだった気持ちは忘れていません。(結果的に易などは本当に書物だけで実践してきましたけど(汗))

質疑のやりとりを希望されるお便りを何度かいただいたこともあり、ずっと家族とも相談しながら考えてきました。そこで、まずは、独学独習の手引きをここで公開します。


そして、自習で最後までやってみた結果、講座内容を何度復習し直してもどうしても質問したいことがある場合は、オプションとして質問できるように料金を設定しました。
質問オプションの詳細はこの記事の最後に掲載します。

独習で占い師になるには:基盤

独習で占いをマスターするには、師匠や先生に対面等で教わる代わりに、書物や教材がベースになります。

ルノルマンカード占いについていえば、ルノルマン婦人自身が100%創設したというよりは、彼女の死後に出版されたカードセットと幾らかの関連書籍が事実上のベースになっています。そして、さらに以降、彼女の残した(とされる)全カード展開による手法や、おそらくトランプ占い師らの実占経験などが、変遷しながら継承されたような経緯になっていると思われます。

その中には、書籍になったものもあれば、占い師の祖母から孫へと口伝で伝わったような教えもあります。それらの経験知をどれだけ集められるかといえば、運と勘と縁に頼るしかないのが現状です。

出版された関連書籍は膨大です。特に占いの分野では本場のヨーロッパからして玉石混交甚だしく、「丸写し」はまだいいほうで、遊び感覚やいい加減な内容の本が大半というのが現状です。

書籍の世界は、すでに前前世紀から完全に商業主義が主流でしたから、「売れればいい」本があふれているのはしかたありません。それこそ初心者が、これだという一冊に巡り会うのは至難の業ですし、もし最良の書を偶然手にしても、初心者はどこまで理解できるか……

せめて、ルノルマン婦人が手取り足取り教えるようなバイブル的な本などがあればいいのですが、それが無いのです(そういう体裁の本は一応ありましたが、ルノルマンカード占いの専門書というわけではありません)。ですから、占い師として実践して積み重ねられた経験知がどうしても必要となります。たとえ、占い師それぞれに違う解釈になったとしても、です。

20世紀には、書籍に加えて、通信教育という形式が洋の東西で盛んになりました。通信教材もまた、充実度を増してきているものもあれば、昔から「利益優先」のものもあったと思います。

書籍の活用法

書籍だけから学ぶ方法も確かにあります。

先に書きましたように、一冊ですべて、という本はなかなかありません。その代わり、それなりに有用と思われる複数の書籍を読み漁るという方法があります。


もともと研究者肌の人であれば、本の良し悪しが感覚でわかったりもします。中には、奥付を見ただけで選べる(ポイできる)人もいます。

そうして「良書」を複数手に入れて、それぞれの作者が何をもとにその解釈に至ったのかを考え、見えないルーツを探りながら真髄を掘り出していきます。
その過程で、失われたリンクに気づき、またそれを埋める書物や記録を探す。

これが「書籍派」の奥義です。

え、じゃ、研究者向きじゃない人は?

大丈夫、研究家でも、こと占いに関していえば、実践なくして会得できる人はいません。自分が研究向きでないと思う人は、実践のほうに思いきり重心を置けばいいのです。

実践による習得

楽器の演奏でも、先生に逐一直してもらいながらしごかれたほうが早く上達することも多いでしょう。でも、世界には独りで達人級の腕前になった人も多数います。

占いも、フィードバックのやり方さえうまくいけば、独学でプロの腕前も夢ではありません。わたしの知っている人にも、完全独学で一流の占い師さんがちゃんと存在します。その人たちには、山のような占い実績と、検証を面倒がらないマメさが共通してあります。そして記憶力!

「記憶力!」と聞いて「あ〜私ダメだ〜」とならなくて大丈夫。紙とペン、またはPCやスマホがあるじゃないですか。記憶力に自信がなければ、記録すればいいのです。ただし!

記録を読み返すマメさは、大切です。

読み返さなくても絶対に忘れない人は、確かに有利です。
「そんな人、超能力者みたいだわ」
と思いますか?
実は、記録を読み返すマメさがあれば、どんな人でも、だんだん読み返さなくてもよくなります。つまり、少し時間はかかっても、いつか頭には入ってしまうものなのです。


繰り返しはパワーですが、永遠に繰り返さなくてはいけないのではありません。繰り返すことで、いつかは天才さんと同じくらいのものが身につくのです。

まずは、初心者の人は特に、実際に占いをどんどんやります。自分のことでまったくOK。そして、必ず記録をとります。どんな些細な占いでもです。なぜなのかは、記録をとって、後々見直してみればわかります。

たくさん占うコツ

友人知人のことを占ってもいいのですよ、でも、検証できるのが理想です。一番検証しやすいのは、自分のことです。1日のことを占えば、毎日占えます。午前、午後、夜、それぞれの運勢や注意すべきことなどを占えば、毎日3回占えます。


解決したい大きな問題がある時はチャンスです。
問題をいくつかの視点から占います。

  • 「この問題についてメッセージをください」
  • 「問題解決のために具体的に何をすべきですか」
  • 「私にとって何が一番重要ですか」
  • 「相手は何を求めているのでしょうか」

さらに小分けにできれば、

  • 「私から行動するべきか」
  • 「だとしたらどのタイミングで?」

などなど。わたしは、ひとつの問題に10以上の視点・質問が次々浮上することもあります。

これらの質問の答えを1回のカード展開で読み切る占い方もあります。熟練とともにそれは可能になりますし、対面で人を占う時には何回もシャッフルできない事情もあるでしょう。でも、練習ならいくらでも時間があります。

「そんなにたくさん占ったら、わけわからなくなりそう」
と心配もあるでしょう。でも、お客さんを占ってるわけではないのですから、すぐに答えがまとまらなくてもいいのです。とにかく記録をしっかりとっておいて、あとでそれぞれの結果をひとつひとつ、注意深く検証していけばいいのです。

この検証を面倒がらなければ、あっという間に実力が向上します。
特に!
ルノルマンカードの最大の利点。
それが、この「たくさん占う」やり方に発揮されます。
それは何?
ぜひ、やってみてください。
「あ、そうか、だからルノルマンなんだ(タロットじゃなくて(笑))」
とわかります。

とはいえ、解釈には、基礎の知識、カードの理解と読み方のコツが確かに必要です。

書籍派、通信講座派、両用派、それぞれご自身の性格に合わせて、カードの基本を押さえていきましょう。
これは、実占しながらでもかまいません。意味を全部覚えてからでないと占ってはいけない、などということはありません。最初は2カードから、さっそく占って、出たカードを中心に学んでいきましょう。

当通信講座の独習のやり方

さて、わたしの講座はもともとは、リアルタイムのオンラインレッスンやフォーラム形式から始めましたので、現在の教材にも名残を残してあります。
さらに独習型の通信講座にするにあたって、なるべく痒いところに手が届くようにと配慮しました。不可解な専門用語は使っていません。ほかの占いの知識もまったく不要です。


レッスンの順序通りに進めていけば、自然に理解が深まると思います。

レッスンの進め方のコツ。

  • レッスンを進めてみて、わからない時は何度もビデオを見直す、教材を読み直すこと。

教材の見直し方の例

  • とにかく流して1レッスン通してみて、わからないところに戻る
  • レッスン6までざっと通してみて、わからなかったところに戻る(必ずわからなかった箇所をメモること)
  • わからないところがいくらかわかるまで、繰り返し見直す
  • レッスン1からとにかく実際に占ってみる
  • わからなくてもわからないなりに解釈してみる
  • 占い結果を記録して、自分の解釈を検証する
  • 解釈が当たっていた時も、まるで見当違いだった時も、講座のカードの意味を見直して照らし合わせる
  • 最初はこじつけでもいいので、「この結果は、カードのこの意味が当てはまるのかな」と、必ず現実とカードを結びつける。その時の考えも必ず記録する。
  • しばらくレッスンと占い経験を重ねた後、以前に練習した占い結果を見直す。新しく気づいたこと、今ならわかることを必ず記録する。

このレッスンの見直し実占練習(の見直し)を相互に繰り返していきます。


実際に占ってみて初めて腑に落ちるような、レッスン内容もあると思います。
レッスン内容の理解が深まるにつれて、実際の占いの読みもスムーズに、そして深くなっていきます。

これで、独習でもかなりの実力がついていくはずです。


そのままの積み重ねで、ゆくゆくはプロレベルにも上達できます。というのも、プロの占い師も結局、ちゃんと当たる人、的確な答えを出せる人は(少なくとも初心者の頃は)ほぼ同じことを繰り返してきているからです。(勘だけで全部当てる超能力者がいれば別ですけど、それはもう占い師じゃないですし)

質問オプション

そしてもし、それでもどうしても、わたしに質問しないとわからないことがあったら。
もしも実際にあったら、その時には質問できるという安心がほしい、という気持ち、わかるのです。質問できないために、せっかく受講したのに理解が止まってしまうのではないか、という心配をしなくていいならどんなにかいいでしょう、と思います。

そこで、あくまで保険のような(オプションを利用しなければ1円もかかりません)意味で、万一の時の質問オプション料金を作りました。

まずは従来の

実践講座 セルフスタディコース(自習型)
50000円

を受講された方、そしてレッスンをひと通り(できれば繰り返し)やってみた方が、以下の質問オプションをお申込みできることとします。

質問オプション
最初の1件:7000円
2件目以降:20000円/1件

※ただし、月に1〜数名にお答えするのが限界だと思いますので、もしもそれ以上の質問がきた時には、お申込み時点(ご入金案内時)でお返事にどのくらいかかりそうかお知らせします。了承いただけたらご入金、となります。


これは、本当に「どうしても」の時と思ってください。もちろん、軽い質問は受け付けないといった制限はありません。
でも、「自分でやれるところまでやってみる」という心構えが、実は学習能力や理解力を飛躍的に高めるものなのです。
そのためもあって(わたしがオーバーワークをしないためでもありますが)料金をお高めに設定してあります。特に2件目以降は、意図的に。

このオプションを使わずにすむよう、まずは頑張ってみましょう。おそらく使わなくて済むはずです。もしもの時は質問もできる(高いけど)というのを心の支えにすれば(笑)、自信を持って独習に集中できるんじゃないかな、と思います。

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